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ごろ寝発電

”experience is everything" 辻和美というサンプル。

佐藤初女さんのこと。神は細部に宿る。「本物」と出逢う喜びと今さら気づいたわたしがやりたかったこと。

 

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心を病める人が初女さんの「食」を通して元気になっていく。初女さんのおにぎりを食べて自殺を思いとどまった人もいるそうです。 そんな佐藤初女さんにお会いできる、ということで8月の終わり頃青森に行ってきました。

 

 お会いした感想をひとことで言うと「やさしくてかわいらしい」

すごい人ってみんなやさしくてラブリーなのだ。

 

 で、もちろんそれだけじゃなくって質問者が上手く説明できないバクっとした質問を投げかけても、その本意をビシッとくみ取って、”即答で”答えてくださる。

 

 なんというか「本物だ!!」という感じ。 

 

 本物っぽい事を口にする人はたくさんたくさんいるけれど、本気で「この人本物だ!」と思える人に出会えた瞬間の感動は言葉にできない。

 

ああ、この瞬間のために、って思う。

心が震える。

嬉しくて仕方なくなる。

 

そして、そのあと自分を振り返ってうわあああってなる部分もあるんだけど、そういう比較みたいなどうでもいい感情を超える感動がある。 

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会うだけで人を感動させるって、どういうこと??

「生きざま」なんだろうな。

その人の「生きざま」「あり方」がにじみ出てしまうんだろうな。

 

初女さんは調理をするとき、食材をじっと見つめるそうです。目の前の食材をどういう風にしたら美味しく「生かす」ことができるかな、とじっと見つめるそうです。食材の声を聴く。

 

「ほんとうにそれが生かされているかどうか」「自分の力を出そうと努力している野菜を手伝うような気持で」手を入れる。

 

これって愛だなあと思う。調理だけじゃなくすべてにおいて共通することだと思う。

 

食材の1つ1つに愛を持ってていねいに接するということ。調理中もその食材が一番おいしくなるときをじっと見て待つそうです。そしてさっと引き上げる。

 

生活の中のひとつひとつの営み。

ていねいに生きるということ。

ていねいに接するということ。

 

 

「たまにならできるんですけど、毎日はね、忙しいし」と言う参加者に初女さんはただニコニコしてらしたけど、その空間にはそれを毎日やっている人の無言の説得力みたいなものが漂っていて、そういうわたしたち普通の人の感覚や日常を超えたものの気配を感じました。あれは、なんだったのか。それこそ次元が違うというか・・・。

 

あれが「凜」とした人が醸し出す空気だったのかもしれません。

 

神は細部に宿る。

 

わたしがやりたかったことって何だろう。ドカンと無期限世界一周とか思ってたけど、実はこういうことなんじゃないかな。

 

ていねいに生きる、ということ。

日々の暮らし。何気ない日常。

 

結局ここに行きつくのかー。でも、さんざん旅をしたからこその足元への気づきなのかもしれない。旅なんかしなくても気づいてる人はいっぱいいるんだろうけど、わたしの場合は必要な時間だったんだろうなー。

 

なぜ旅が好きかというと、

「人が好き、人の暮らしが好き」だから。

 

ならば、

 

「自分が好き、自分の暮らしが好き」

 でもよかったんだよなー。なんだかなー。目から鱗。灯台下暗し。

 

それ、知ってた。けど、腑に落ちてなかった。

知ってたけど、分かってなかったんだね。

 

今回も導かれるようにするすると初女さんにお会いできて。全ては予定どおり、なのでしょう。よくできてるなー、本当に。きっと誰の人生もそうなのでしょう。f:id:kazumi1000:20160414020125j:plain

最後に初女さんに握手していただいたのですが、93歳とは思えない握力でギュッと握ってくださいました。その瞬間、ああ、一期一会なんだな、と思いました。

 

本当に「今」を生きている方の握手だな、と思いました。

「今」をていねいに生きていきたい。

 

滞在時間は非常に短かったのですが、言葉よりも感じるものの多い時間でした。

そして今年も青森。なんだかんだ毎年行ってる青森。好きすぎる。

 

帰宅して初めて初女さんの著書を読んだのですが、(実は1冊も読んだことがないのに会いに行っちゃった)痺れました。おすすめです。

 

Amazon.co.jp: 限りなく透明に凜として生きる――「日本のマザー・テレサ」が明かす幸せの光: 佐藤 初女: 本

 

以下、一部抜粋 

 

 いちばん大事なのは、待つことです。
 母性に立ち返るとき、問題は自然に解決します。
  「いのちのうつしかえ」のとき、人も透明になるのです。

 

 透明だと、ほんとうに、生きやすい。
 何かになろうとしなくても、
 それは自分の中にすでにあるものです。
 透明になって真実に生きていれば、
 それがいつか必ず真実となってあらわれます。
 だからわたしたちに今できることは、
 ただ精一杯、真面目にていねいに生きていく、
 これだけだと思うのです。

 

 ※お会いした約半年後の2016.2.1に初女さんは天国へ旅立たれました。本当に一期一会でした。初女さんに次の世界でお会いできるとき、この透明な方と自分がどこまで成長してお会いできるのか楽しみでもあり、なんだか武者震いします。お会いできて嬉しかったです。ありがとうございました。

 

***「今のわたし」にとってだけの正解。見えている世界***

辻 和美 ツジカズミ 

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