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ごろ寝発電

”experience is everything" 辻和美というサンプル。

「地の果て」でも大丈夫@Land's End

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イギリス行きを決めたとき、”ランズエンド”という何やら魅力的な名前「だけ」に惹かれてそこに行こうと思った。だけど「名前がおもろい」だけで行くにはあまりにも遠すぎる。文字通り端っこやし。今回はやめとこ。とりあえず本でも読むかとタイトルと表紙の絵「だけ」に惹かれて衝動買いしていた『スナックちどり』という小説を何気なく手に取った。 

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絵からてっきりフランスのモンサンミッシェルの話だと思ってたらなんとランズエンドのすぐそばの街が舞台だった。おいおい。

 

 

うーん、これは行く流れかな。だけどめんどうだな、ともう一度スルーしてみた。

 

 

その1時間後にロンドン在住だと思い込んで連絡をとったHちゃんから「コーンウォール地方のファルマスにいます」と返信が。どこだ?と思って調べたらランズエンド方面。しかもこのあたりはケルト文化が残ってるらしい。

 

 

今回の旅は「ケルト」「縄文」「ストーンサークル」のワードと見るもの会う人イギリスに関することだらけで、そのラッシュがあんまりすごかったので行くことにしたのだ。最近旅に関しては私の意志とか関係なく自動操縦で流れていく。冬のヨーロッパ寒いし嫌だなと思いながら料理をすればフライパンの焦げ付きまでイングランドアイルランドに見えてくる。

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そんなこんなでロンドンから9時間バスにゆられて「老人が住みたい街ナンバーワン」の素敵なファルマスという街でHちゃんと合流。とにかく彼女との会話は楽しい。

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写真はセント・マイケルズ・マウント。『スナックちどり』の表紙はこれでした。ここからランズエンドまでさらにバスで1時間。日曜なので3本しかない。乗り遅れは命取り。 

 

路線バスの中で地元の方にハイキングおすすめ情報をもらう。わーいとランズエンドから歩いて予定通りにセンネンコーブという場所に到達し、さあ帰ろうとしたらバスが終わってる。情報の行き違い。え!?あらま。やばい。どうする?なんだかイーグルスホテル・カリフォルニアの歌に出てくるような店があるだけ。ふと携帯を見ると圏外。うわー。地の果て感が半端ない。

 

どうなるんだ、やばいやろ、地の果てから帰れるのか?というときにあえて撮ったのがこの写真。打てるだけ手は打った。その次にやることは

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とにかくにっこり笑う。やばいときはやれることやって後はにっこり。それしかない。笑って、トイレ行って、落ち着いて、暖炉の前のソファーで飲み物までオーダーしちゃって、どうなるか分からんけど二人してリラックスしてみた。まあ、結果はちゃんと帰れたよね。しかも結果的になんとなくしたいなーと思ってたハイキング、地の果て感、暖炉を眺めながらまったり、が気がついたら叶ってた。

 

少し前なら泣いてパニクってたかもしれない。でも、大丈夫。このわけのわからん安心感。何があっても大丈夫。地の果てでも大丈夫。携帯圏外でも大丈夫。死んだとしても大丈夫。 

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良し悪しとか、私がいま、決めるこっちゃない。そんなのどうでもいい。何があっても大丈夫。すべて順調。言葉にしようとすればするほど伝わらないけど。

 

バスの中から「え?なんでこんなとこにあるの?」って感じで小さなストーンサークルが見えた。驚いた気がしたけど、心の奥のほうは「ですよね」って思ってる。そうなるって「知って」いる。 

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私のやっていることにどんな意味があるのかは知らない。明日からはまた移動だ。何をしに、なぜここに来たのか。誰の役にも立たない、なんの生産性もない行為。だけどこれがしたくて生まれてきた気がする。宿が寒すぎて風邪ひいて熱まで出てきた。無意味で無駄で、細胞中が喜んでいる。これで、いいのだ。これが、いいのだ。

 

***わたしにとってだけの正解。見えている世界***

辻 和美 ツジカズミ 

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